クレジットカードとは

「クレジットカードとは？」と質問されると、「お金がなくてもそれを提示すればモノが購入できるカード」と答えられる方は多いと思います。実際、大まかな理解としてはそれで十分と言えます。

クレジットとは英語で「信用」や「後払い」のことを言いますので、文字通りですね。ただ、後払いでも「分割払い出来る」カードのみをクレジットカードと厳密に定義する（１回払いのみはチャージカード）場合もあるようです。

概ね、後払い機能があれば支払回数に限らずクレジットカード、即時決済であれば、最近よく聞くようになったデビットカードと呼んで区別しています。便利なものですが、アメリカでは既に150年近く前には存在していたようで、思ったより長い歴史があります。

当然のことですが、後払いですので踏み倒される可能性もありますから、誰でも持てるわけではなく、クレジットカード会社に申し込みした後審査があり、その審査に合格しても、申込者の支払い能力に応じて使用限度額（与信枠）と呼ばれるものが存在します。

支払いが滞ったり返済が出来なくなると、さまざまな社会的影響（銀行からお金を借りられない。新しいクレジットカードが作れないなど）が出ますので、クレジットカードとは便利なようですが、安易な気持ちで使用してはいけないものの典型でもあります。